美容液の成分解説

(卵角膜エキス)

卵角膜とは卵の殻と白身の間に薄皮です。18種類のアミノ酸とコラーゲンで、ヒアルロン酸でできていて、人の肌の構造に近いたんぱく質。卵からひな鳥になるのは卵角膜の持つ豊富な栄養素の力なのです。人の肌になじみがよく浸透しやすいのも特徴です。また最大の魅力は25歳を境に減少していくハリ弾力を作る3型コラーゲンをたっぷり含んでいること。赤ちゃんのお肌は3型コラーゲンで満たされているので柔らかくみずみずしいのです。つまり卵角膜エキスを肌にたっぷり補うことで赤ちゃんのような透明感のあるぷるぷる肌へ導きます。また薬のない時代には人の健康を維持するために色んな事につかってきました。なぜなら皮膚再生能力が高まる事から。現代でもお相撲さんは傷口に卵角膜を張っているそう。                                                           

(コラーゲン)

優れた保湿作用があります。皮膚に浸透させるには分子量が500ダルトン以下であることが必要です。しかしコラーゲンの分子量はかなり大きいので肌自体への浸透は難しいかとおもいます。ただ、肌の表面に付着して乾燥や外的刺激からしっかりプロテクトする働きは抜群に優れているので多くの化粧品に扱われています。

(グリセリン)

保湿成分として最も有名な成分になります。植物、動物、海藻などにも含まれ、人間の体にも存在します。コラーゲンやヒアルロン酸との相性が良く、保湿力という面でさらなる相乗効果が期待できます。

(ヒアルロン酸)

アミノ酸と糖類が重なってヒアルロン酸の分子はできています。
人や動物の体にも存在する成分なので安心してお使いいただけます。赤ちゃんのお肌がぷるぷるなのはヒアルロン酸がたっぷりあるおかげでもあります。真皮の細胞と細胞の間にあり、保湿とクッション材の役割をしています。表皮にも存在して、お肌の潤いをキープする役割があるのではと言われています。水分量が増えるので透明感がUPが期待できます。

(ビタミンC)

最も優れた美容成分として知られるビタミンC。メラニンを抑制するのでシミには勿論ですが、ニキビを抑制する作用も期待できます。肌のハリを作るコラーゲンの原材料になるのもビタミンCとアミノ酸。ビタミンCがないとコラーゲンは育成されませんのでハリのあるピンとしたシワの目立ちにくい肌を作るのにも欠かせない成分です。

(コンドロイチン)

動物組織の体液に存在するムコ多糖類の一種。保湿剤としての役割があるのでお肌の水分を保つ作用が非常に期待できる成分です。安全性も高いのでサプリメントなどにもよく使用されています。

(セラミド)

細胞と細胞の間を埋める、細胞間脂質。真皮、表皮の水分が逃げないようにする役割があります。40代から一気に減少し、減少するとシワたるみの原因になります。

(ローヤルゼリー)

24種類のアミノ酸、ビタミンB群、抗酸化物質のパロチンを豊富に含んでいます。活性酸素を除去する働きがあるので肌を若返らせる作用が期待できます。